「らんまん」キャストとあらすじ第2週!俳優・子役や役柄も解説

「らんまん」第2週キンセイランでは、9歳になった万太郎(小林優仁)が登場。

第1週の幼い万太郎から、第2章では少年へと成長した姿や新しい出会いが描かれていきます。

万太郎の植物への愛を中心に、さまざまな人間模様も繰り広げられ、より一層厚みのある内容になっていくようです。

  • 「らんまん」の一日ごとの内容が知りたい!
  • キャストは誰? 新しく登場する俳優は?

など、第2週 キンセイランについて、毎日更新しながら記していきます。

ぜひ、楽しんでください。

「らんまん」第2週のあらすじ

武家の子息だけが通える名教館(学問所)に通うことを許された万太郎ですが、通うのに意欲的ではありません。

いざ通い始めると、万太郎は武家の子息たちからのいじめを受け、登校拒否になってしまいます。

ところが学頭の池田蘭光(寺脇康文)から植物について学び、ますます植物への興味を持ち始める万太郎。

より一層、積極的に植物の研究をするようになる万太郎でした。

そして3年後、時代の流れとともに名教館が廃止され、蘭光は佐川を離れることになります。

「らんまん」第2週から登場・注目するキャスト

「らんまん」第2週キンセイラン(4月10日~)から登場するキャストをご紹介します。

少年へと成長した万太郎が出会う人物とは、いったいどんな人物でしょうか。

万太郎と竹雄の成長した姿がツイートされています⇩

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1646438074572832768?s=20

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1646800462849400837?s=20

槙野万太郎(神木隆之介)

神木隆之介さんは、4月14日(金)の放送から登場。

天真爛漫に植物への愛を捧げる、青年になった槙野万太郎を演じます。

幼いころの母との思い出や天狗との出会い、池田蘭光の言葉を糧に、万太郎は迷わず自分の道を歩んでいきます。

神木隆之介さんは、2歳で子役デビュー。

日本を代表する俳優の一人として誰もが知る存在ですが、プロフィールや代表作を以下に挙げておきます。

  • 1993年5月19日生まれ、埼玉県出身
  • 2005年 主演作『妖怪大戦争』で第29回日本アカデミー賞の新人俳優賞受賞
  • 『探偵学園Q』
  • 『桐島、部活やめるってよ』
  • 『Dr.コトー診療所』
  • 『家族ゲーム』
  • 『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』他多数あり
  • 【声優】
    『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』『メアリと魔女の花』『天気の子』『すずめの戸締まり』

竹雄(志尊淳)

竹雄を演じる志尊淳さんも、神木隆之介が登場する4月14日(金)から。

幼いころからずっと万太郎を見守り、よき理解者として万太郎を支えています。

志尊淳さんのプロフィールと出演作品は以下の通りです。

  • 1995年3月5日生まれ、東京都出身
  • 2011年ミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビュー
  • 『烈車戦隊トッキュウジャー』主演・トッキュウ1号役
  • 大河ドラマ『青天を衝け』
  • 『女子的生活』など他多数

謎の男|池田蘭光(寺脇康文)

名教館の門前で、万太郎に水をかけた人物。

汚い身なりの人物ですが、実は名教館の学頭である池田蘭光で、のちに万太郎の草花への研究に大きな影響を与えることになります。

寺脇康文さんが演じる池田蘭光は、実在した伊藤蘭林という名教の教授がモデルです。

現在の佐川町には伊藤蘭林の寺子屋が復元され、佐川の教育の礎を築いた人物として知られています。

広瀬佑一郎(岩田琉生)

4月10日の放送で、万太郎と寛太に稽古を挑んできた武士の子息。

最初は万太郎たちと反発しあう間柄ですが、のちに万太郎との友情が芽生えていく重要な役柄です。

広瀬祐一郎は、廣井勇(ひろいいさみ)という土木工学者をモデルにしています。

岩田琉生くん

岩田琉生(いわたりゅう)くんは、「ベストキッズオーディション2015 グランプリ」を受賞した子役。

2010年5月2日生まれの12歳です(2023年4月現在)。

バスケットボールやブレイブボードが好きで、お風呂掃除が趣味なのだそうです。

出演した作品を以下に記しておきます。

  • 2022年TBSドラマストリーム『村井の恋』村井幼少期役
  • TBS『ユニコーンに乗って』

市蔵|番頭(小松利昌)

市蔵は第1週から登場していますが、今回の第2週4月12日の「キンセイラン(8)」で注目場面があったのでご紹介します。

竹雄の父親でもあるのが、番頭の市蔵です。

峰屋にも万太郎にも忠誠心を持ち、トキからも信頼されています。

市蔵を演じるのは、小松利昌さん。

小松利昌さんは、劇団☆世界一団に入団以降、同劇団の作品にすべて出演しています。

また、「よしもとrise-1演劇祭」最優秀男優賞を受賞した実績も。

そのほかの主な出演作品は以下の通りです。

  • NHK 4Kドラマ「満天のゴール」
  • NHK 4Kドラマ「天使の耳~交通警察の夜」

ふじ|女中頭(石村みき)

市蔵の妻であるふじも第1週から登場していますが、第2週の4月13日「キンセイラン(9)」でトキとのやりとりで注目の場面がありました。

ふじを演じているのは、石村みきさんという舞台を中心に活躍されている方です。

数々の舞台に出演しており、「てがみ座」のプロフィールより代表作をしるしておきます。

  • 95年 白井晃演出の『銀河鉄道の夜』にカンパネルラ役で出演
  • 劇団大人計画、新国立劇場、MODE、THEガジラ、TPT、二兎社、世田谷パブリックシアターetcのプロデュース公演に参加
  • 『空のハモニカ~私がみすゞだった頃~』初演再演共に、金子てる(金子みすゞ)役
  • 『対岸の永遠』1ヶ月ロングラン公演で主演のエレナ役

「らんまん」4月10日 キンセイラン(6)

9歳になった万太郎(小林優仁)は、相変わらず草花に夢中。武家の子らが通う学問所への入学を許されるも、気が進まない万太郎は…

引用:NHK

4月10日(月)に放送された内容についてご紹介。

徳川の世が終わり、1871年(明治時代)を舞台に9歳になった万太郎の姿を描いていきます。

草花に夢中になる万太郎

9歳になった万太郎が、裏山の神社で神様や天狗に「おはよう」と挨拶をしている場面から始まります。

そこで見つけたねじり花に、ねじりの向きが違う個体があることを発見。

どうしておまんはねじれて咲いちゅうが

ちんまいだんだんみたいじゃ

と、草花にいとおしく触れ合う様子から、ますます草花に夢中になっている姿が表現されています。

そこへ姉の綾と丁稚の竹雄が迎えに来て、

草と話よったら恥ずかしいき

と、いじめられるから名教館(学問所)では草と話をするのはやめろと綾にたしなめられます。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1645204947544276992?s=20

万太郎 名教館に通う

名教館は、幕末志士や優秀な人材を多く輩出した由緒ある学問所。

万太郎は祖母のタキに連れられて、名教館の門をくぐろうとした時、誤って水をかけられてしまいます。

水をかけたのは、寺脇康文さんが演じる学頭の池田蘭光でした。

タキは池田蘭光と知らず、冷たくあしらい門をくぐります。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1645204194687610887?s=20

万太郎 武士の子息の反感をかう

  • 名教館で学ぶ武士の子どもたちは、町人と一緒に学ぶのに不満を抱く。
  • 町人の子どもは武士との格差を感じており、武士に反感を抱いている。

名教館に通う町人は、万太郎と名医 堀田家の子息である堀田寛太(横井仁)の二人のみ

万太郎が学友たちに挨拶をするも、武士の子息たちから冷たい視線を浴びてしまいます。

学席も、武士の子息は上座の畳敷きなのに対して町人の子どもは下座の板の間です。

冷たい仕打ちを受けている寛太は万太郎に

どうして座敷に入れんがじゃ」と不満をこぼします。

対する武士の子息たちも、町人と学ぶことに不満を持っている様子。

「わしら、どういて町人と机ならべんといかんのがじゃろ。名教館も落ちたもんじゃ」

「奴ら町人は、御一新 御一新言うて武士を笑いもんにしゆうがじゃ

と、愚痴を口にしています。

昼どき、寛太は寛太で万太郎の豪華な弁当を前にして

弁当だけは(武士の子息に)負けんき。

上座の方々はひと塩おむすびで食いよろ

と口に出してしまいます。

そこへ怒り心頭の武士の子息・広瀬佑一郎が

「武士がどんな鍛錬してるか教えちゃる」

と、万太郎たちに木刀を差し出したのです。

寛太は、医者の息子を理由に剣術は固く禁じられていると逃げてしまい、万太郎が連れていかれてしまい……

「らんまん」4月11日 キンセイラン(7)

入学初日から武家の子らにいじめられた万太郎(小林優仁)は、授業を放棄して帰ろうとする。門前で謎の男(寺脇康文)に「今こそ変わるときだ」と声をかけられ、心がざわつくのだった。一方、姉の綾(高橋真綾)は酒造りへの興味が抑えられず、当主だけが受け継ぐことのできる帳面を読みふけっているところをタキ(松坂慶子)に見つかってしまう。

引用:NHK

4月11日(火)の「らんまん」では、謎の男(寺脇康文演じる池田蘭光)の言葉によって万太郎の心に気づきが生まれます。

綾の酒造りへの関心について、タキが少しづつ理解を示す気配を感じられる内容です。

謎の男(池田蘭光)の言葉

  • 池田蘭光の言葉が、万太郎に大きな影響を与えているのが見どころ

武家の子息・広瀬佑一郎が振り下ろした木刀を竹雄が身を張って受け、ケガをせずに助かった万太郎。

しかし負けた万太郎の心は深く傷つき、名教館の門を出ていこうとします。

すると再び、門前で水まきをしていた池田蘭光から水をかけられてしまい、会話が始まり……

名教館を去ろうとする万太郎に池田蘭光が問いかけると、「勉学はいらん」と言う万太郎。

池田蘭光は、世の変わり目を武士の子息たちが理解しているのを踏まえ、落ち込む万太郎を励まします。

しきたりにとらわれんと、今こそ変わるときなんじゃ

ところが、変わらずに先祖代々やってきたことを続けていくようタキから言われている万太郎は困ってしまいます。

おまんはどう思う?

と池田蘭光から問われた万太郎。

無邪気に水を撒きながら虹のできる様子を楽しむ池田蘭光の姿に、万太郎の心が動き始めます。

名教館から帰り、竹雄と裏山で過ごしている間も、

おばあちゃんは変わったらいかんという。あのおじさんは変わるときやという。どういうことじゃろか

と自分に問いかけるように竹雄に話しかけています。

綾の決心と万太郎

  • 酒造りをしたい気持ちが抑えられない綾
  • 心の迷いがなくなる万太郎

綾の酒造りへの思いは強く、酒蔵に入っってしまったときの甘い匂いや空気、何かが生きているような気配が忘れられません

酒蔵は昔からの決まりで、女人禁制。

おなごは汚れているとされ、入ることは許されないのです。

万太郎は、そんな綾に

汚れてなんかない、酒造りがしたいならしたらええ

しきたりにとらわれんと、今こそ変わるときなんじゃ

と言い、自分でも変わることへの迷いがなくなったことに気づきます。

気持ちが固まり自信を持った万太郎は、名教館へも竹雄のお供なしで一人で行くと決め……

「らんまん」4月12日 キンセイラン(8)

勇気を出して学問所に向かった万太郎(小林優仁)。しかし、武家の子らにいじめられたことを思い出し、ひるんでしまう。そこへ現れたのは学問所の学頭である池田蘭光(寺脇康文)だった。蘭光は万太郎に植物の不思議な生態について話し始める。話に引き込まれる万太郎は、初めて学ぶ楽しさを知るのだった。

引用:NHK

4月12日(水)の「らんまん」では、謎の男が池田蘭光であることが発覚。

池田蘭光のおかげでますます植物への探求心がかき立てられ、勉学に夢中になる様子が描かれています。

学びたい!意欲が生まれる万太郎

青い花を咲かせるツユクサ

  • 「勉学はいらん」と言っていた万太郎が謎の男と接して学びたいと思うようになる
  • 謎の男が池田蘭光であると判明する

名教館の庭で謎の男(池田蘭光)と接して、今まで以上に植物への関心が強くなっていく万太郎。

謎の男は、草花について名前や特徴などを万太郎に教えてあげます。

万太郎は、オオバコ、ツユクサ、ヘビイチゴなど、どれも名前があることに驚きました。

謎の男から、植物の詳細が『本草綱目』に書いてあることを知り、

もっと植物について知りたい」「文字が読めるようになりたい」という気持ちが強くなります。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1645928466494238726?s=20

謎の男は池田蘭光だった

教室に乱入してきた謎の男に対し、指南役が「蘭光先生」と声を発したことで謎の男の正体を初めて知った万太郎たち

池田蘭光は子どもたちに向かって、森羅万象には理由があることや学ぶことの面白さを伝えます。

蘭光が持ち出してきた書物や道具に、万太郎だけでなく武士の子息たちも目を輝かせ、勉学への関心を強めていくことに……

万太郎は池田蘭光と出会ったことで植物への探求心だけでなく、学ぶ楽しさも知りました。

そして植物に関するほとんどの書籍を描き写し、勉学に夢中になって取り組むようになります。

1874年(明治7年)、12歳になった万太郎は、名教館でもめきめきと頭角をあらわすようになっていくのです。

市蔵の懐中時計を分解してしまう

あるとき、市蔵のもっている懐中時計に興味を示した万太郎。

貸してほしいと市蔵に頼み込み、しぶしぶ貸してもらいます。

チクチクとずっと動きう」と、初めて手にする懐中時計に我をも忘れてしまい……

ついには解体して、部品を描き写して市蔵やタキをあぜんとさせてしまいます。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1645928970150465541?s=20

「らんまん」4月13日 キンセイラン(9)

学問所に通い始めて3年が経(た)ち、万太郎(小林優仁)は12歳になった。右に出る者はいないほどの学力を身につけたが、造り酒屋の当主としての自覚が足りないことに、タキ(松坂慶子)は心配を募らせる。そんな中、新政府による小学校の開校にともない学問所は廃止され、蘭光(寺脇康文)も佐川を離れることになった。蘭光は落ち込む万太郎を最後の課外授業にいざなう。万太郎たちを待っていたのは、雄大に流れる仁淀川だった。

引用:NHK

商売よりも学ぶことに夢中になる万太郎

あるとき、峰屋に万太郎がタキに頼んで買ってもらった草に関する本が大量に届きます

それを見た分家の豊治はあきれ顔

さらに伝票に記された本の金額を見て、

峰屋の金を使って立派なご領主じゃ

とぼやきます。

草に夢中になる万太郎を見かねたタキは、万太郎を番台に連れていき、当主として店の仕事を見るように告げて外へでかけることに。

退屈で仕方のない万太郎は、墨と紙を見つけて草花の花を描いて時間を過ごします。

帰宅したタキに絵を描いていたことがばれてしまいますが、番頭たちはあまりにも上手に描いた絵に関心するのでした。

名教館を辞めさせる

タキは、万太郎を峰屋の当主として教育するために名教館を辞めさせる決心をし、名教館へ向かいます。

名教館で頼もしく学ぶ万太郎の姿を見るタキ。

指南役も感心するほど、万太郎の学力は目覚ましいものでした。

蘭光に会ったタキは、峰屋の当主として商いを学ばせるために万太郎を辞めさせてほしいと直々に頼み込みます。

ところが蘭光から意外な事実を告げられます。

名教館が廃止され、小学校が始まることに決まったのです。

小学校では政府の決めた学問を学び、教師も来るので蘭光は佐川を離れると言いました。

話を聞いていた万太郎は、蘭光に「行かんとって!」としがみついて離れません

そんな万太郎の姿を見てタキは戸惑い、万太郎にとって勉学は男親の代わりなのではないかと考えてしまいます。

蘭光と万太郎が1泊の旅へ出る

名教館が廃止されるのを前に蘭光は峰屋を訪れ、

一泊 万太郎をお貸しいただきたい、この地の自然を見納めたい

と万太郎を一泊の旅に連れ出します。

武士の子息・広瀬佑一郎も一緒です。

雄大な仁淀川を臨み、蘭光は万太郎たちに言います。

自然の力は人より大きい。人はそれを封じ込むことはできん

それに応えるように広瀬佑一郎が、

共に生きるにはどうしたらいいがでしょう

と蘭光に問いますが、蘭光は「うん、うん、」とほほ笑みながらうなずきます。

新しい学びを知る

しばらくして、いつものように万太郎が草を見つけ、何の草だろうとじっとみつめていました。

そこへ蘭光も加わり、何の草か一緒に考えます。

文字の知識を超えて本物を手に取り、初めて自分のものにできる

見た目、匂い、手触り、味……

と言って、草を食べる蘭光。

万太郎も真似して食べますが、「苦い」と言って3人が笑いに包まれ、和やかな時間が過ぎていきます。

「らんまん」4月14日 キンセイラン(10)

学問所が廃止され、新政府による小学校が開校した。初めて女子の入学も認められ、万太郎(小林優仁)は綾(高橋真彩)とともに小学校へ通うこととなった。しかし学問所で高度な学問にふれてきた万太郎にとっては、授業内容が簡単すぎてつまらない。授業を聞かずに教室の壁にかかっていた植物図や校庭の草花に夢中になっていると、ついに先生にこっぴどく叱られてしまう。そこで、万太郎は思いもよらない決断をする。

引用:NHK

「らんまん」第2週「キンセイラン」(10)では、万太郎に大きな転機が訪れます。

名教館が廃止されて小学校が始まり、蘭光や佑一郎との別れ、小学校を中退……

池田蘭光の教え

1泊旅の夜、佑一郎はいつか万太郎と話をしたかったと自分の生い立ちや将来への不安を打ち明けます。

そんな佑一郎や万太郎に、蘭光は「名教館を去っても学びは続く、この先は身分がなくなっていく」と話しだしました。

身分がなくなったとき、何が残るか……おのれじゃ

自分が何者か、人はそれを探していく。そして学びはその助けになる

世の中は変わり続けるけんど、いたずらに振り回されてはいかん

道を選ぶはいつもおのれじゃ

周りに左右されず、自分の道は自分で切り拓いていくことを蘭公は教えてくれます。

金色の道

夜が明けて帰り道に、万太郎はキンセイランを見つけます。

始めてみるキンセイランに、興奮する万太郎。

ゾクッと来たき!なんてきれいだがじゃ。先生の言うた通りじゃ。文字では心が震えんかった

と、蘭光が昨日言った言葉(文字の知識を超えて本物を手に取り、初めて自分のものにできる)を実感しました。

心が震える先に、金色の道がある

その道を歩いて行ったらええ

という蘭光の言葉に、万太郎と佑一郎は目を輝かせるのでした。

小学校になじめない万太郎

小学校が始まり、万太郎と綾も通うようになります。

竹雄は、峰屋の仕事があるからと小学校へ通わないと決めていました。

佑一郎は、東京の親戚の家で書生をすると佐川を去ります。

いざ授業が始まると、万太郎には退屈すぎる内容でした。

植物にばかり関心を向ける万太郎の能力に気づけない先生は、わからないことがあるなら質問をしなさいとたしなめます。

すると万太郎は流ちょうな英語で、「もっと勉強がしたい、小学校の勉強は物足りない」と訴えたのです。

英語が理解できない先生は、バカにされたと感じてたじたじ。

遂には先生を怒らせてしまい、万太郎は小学校を辞めることにしました。

また、退屈な小学校の授業をほったらかしにして見ていた植物図が、ツイートされています。

本当にあった植物図だったのですね!

金色の道が見えてきた⁈

わしの金色の道はどこじゃろうか

キンセイランの絵を眺めながら裏山に寝そべる万太郎。

いつしか青年になった万太郎(神木隆之介)は再び春を迎え、母が一番好きだった花・バイカオウレンが咲いたことを喜びます。

天狗がいた木に向かい、

「天狗。また春が来たがじゃ」

と叫びます。

青年になった万太郎の心の中には、ずっと天狗が生き続けているのでした。

そこへ竹雄(志尊淳)が、大阪から本が届いていると伝えに来ます。

万太郎は、喜び勇んで走り出しました。

「らんまん」第2週 まとめ

「らんまん」第2週は、万太郎が名教館(学問所)に通いだし、新しい出会いや困難を体験します。

のびのびと育ってきた幼少期と比べると、さまざまな葛藤が万太郎の内外に生まれる内容です。

今後も、万太郎の成長に注目していきましょう!

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